蛍光ピンクに思いを込めて

Like a Candy Paper Moon

Travis Japanという“8人組”を愛そうと決めた話

トラジャのテレファンクロスを読んだ。

読み進める度苦しくなった。ああ、私死ぬんだって思った。何度も何度も信じなきゃ受け入れなきゃダメだって思っては傷を抉られて吐き出してた感情を、縋り付いてきた思いを、そろそろ成仏させなくちゃって。そろそろ彼らを解放してあげなくちゃって思った。

 

美勇人くんのテキストを読んだ。

あぁ、やっぱり美勇人くんは、いつだって、何年経ったって、私の大好きな優しくて優しくて優しい美勇人くんなんだなって思って、ホッとした。

Travis JapanのこともLove-tuneのことも真剣に考えて。皆が言ってるみたいに絶対忙しくていっぱいいっぱいなはずなのに、がむしゃらに頑張ったはずなのに、それでも「みんなのおかげ」「ごめんなさい」「応えたい」。ずーーっとずーーっと変わらない美勇人くんのだいすきなところ。美勇人くんだけじゃなくて、とらじゃはみんなみーーーんな優しいんだよね。優しすぎて損してるなぁって思うこともたくさんあるけど、ずーっと優しい人達でいてほしいな。

ドキッとしたのは「僕はこの選択をして間違ってなかったんだなって。」しかもそれが皆のためじゃなくて、自分が強くなれたから嬉しいって言ってくれたのが嬉しい。こういう人だから、私は美勇人くんのことを信頼している。自慢ができる担当様だ。

泣いちゃいそうになったのが「Travis Japanは、僕がいちばん自然体でいられる場所」

その言葉だけで、充分だって思った。らぶとぅんよりトラジャの方がとか、そういうことを言ってるんじゃなくて。どっちも同じだけ大切にしてる美勇人くんだから、この言葉に重みを感じた。大好きだ。私は美勇人くんが大好きだし、Travis Japanが大好きだ。

「自分の今まで見せてこなかった部分を見せたい」「まだまだたくさんある」

まだまだ、私のいちばんで居てくれる。何も変わらずに、それでも新しい美勇人くんをみせてくれる。大きく成長して、見たことない世界を見せてくれる美勇人くんが、きっとずっと大好きなんだろうな、って改めて思った。

 

近ちゃんのテキストを読んだ。

近ちゃんは、誰よりもその時その時の括りやグループに愛を注いでくれるイメージがある。

たった一瞬の括りだったとしても、このメンバーだったら俺の役回りはこう、って周りを見て穴を埋めてくれる人。

近ちゃんのメンバーを見る目はいつだって正確で優しい。あーこの子みんなのことが大好きなんだろうなって分かる見方をしてると思う。

 近ちゃんはいつだって全力だ。近ちゃんを見ていて、真剣じゃない100%じゃない表情を見たことがない。私は近ちゃんのそんなところを凄く尊敬してる。美勇人くんと似ているなぁって思ってる。

「僕自身は、Travis Japanを引っ張っていくために堂々としないとっていう意識は持っています。Travis Japanの顔になれるように。」

頭を鈍器で殴られたみたいだった。

2016年の春夏、「顕嵐は“トラジャの顔”だ」と、近ちゃんはずっと言っていた。あの雑誌でもこの雑誌でも。顕嵐ちゃんが嫌がっても、彼はその言葉を繰り返していた。

そんな近ちゃんが、今はその“トラジャの顔”になろうとしてる。

まるで近ちゃんの口から「顕嵐はもうトラジャには居ないんだ」って言われたみたいな気がした。

近ちゃんは顕嵐ちゃんの代わりになろうとしているのだろうか。顕嵐ちゃんがいなくなって空いた穴を、近ちゃんはたったひとりで埋めようとしているのだろうか。

「宮近は優しい。そんなに気を遣って疲れない?」ある雑誌で顕嵐ちゃんが近ちゃんに言ってた言葉だ。近ちゃんは、トラジャにいる時もセクボにいる時も皆に合わせて、皆のことを考えて動いているイメージが強い。

顕嵐ちゃんがいなくなって8人になってからの近ちゃんは、突然大人になった気がしていた。もちろん近ちゃんだけじゃなくて皆そうなんだけど、特に。特に近ちゃんは、突然ガラリと変わった気がしていた。彼はきっと何かを決意して何かを背負ったんだろう。

かっこいい。やっぱりどこまでもかっこいい人だ。大丈夫。既に近ちゃんはトラジャの顔だよ。ずっとずっと前から、顕嵐ちゃんがいるときから、近ちゃんはトラジャの顔だったんだよ。

「稽古後も、顕嵐とご飯に行ったり。相変わらず顕嵐は顕嵐です(笑)ライバルであることに変わりはないし、同期として、一緒にやってきた仲間として、お互い頑張ろうって思ってます。」

近ちゃんのテキストはこの文章で締められていた。嬉しかった。近ちゃんの口から、顕嵐ちゃんとの関係について話してくれたことが。「ライバル」であることに変わりない、一緒にやってきた「仲間」。そうやって言ってくれるのが、ものすごく嬉しかった。

近ちゃんは、顕嵐ちゃんがトラジャじゃなくなってからこの半年、一体どれだけの「寂しい」という文字を受け止めてきたんだろう。どれだけの人に「顕嵐くんがいなくて寂しい」って言われてそれを受け止めて過ごしたんだろう。

 

“責任は重ければ重いほうがいい”

そんな言葉を言う人に最近出会った。自分自身に照らし合わせてもピンとこなかったけど、彼らを見ていると間違いではないのかもしれないって思う。美勇人くんや近ちゃんがこの半年でどんどん強く大きく美しくなっていくのを見てると、つくづく思う。

 近ちゃんのテキストにも海ちゃんのテキストにも「ダンスは強みだけどプレッシャー」という言葉があった。泣きそうになった。私達が誇りだと思うことが彼らの負担になってるなんて、なんて悲しいんだろうって思った。でも、私はそのプレッシャーから逃がしてあげられない。だって彼らのダンスは何よりもかっこいいから。絶対にどこにも負けない、そう思えるから。

 

トラジャの子達は本当に素敵だなぁと思う。貰った肩書きに溺れず、負けず嫌いだ。8人が皆グループの中で謙虚で、負けず嫌いだから、個々での成長が激しい。そしてみんなグループが大好きだからグループに対して自信がある。

強い。この8人は、強い。このTravisJapanっていう8人組は、きっとぐんと大きくなるぞ。

 

そんなことを思う1冊だった。

 

私は9人皆が大好きだ。

正直まだ9人に縋り付きたい気持ちはある。

だけど、8人と一緒に前を向きたい。

これからは、8人の未来に夢を見たい。

Travis Japanという8人組”は、どこにも負けず劣らずかっこ良く、ギラギラに輝いてる。