蛍光ピンクに思いを込めて

Like a Candy Paper Moon

「蛍光ピンクに思いを込めて」

このツイートから始まりました



そして参加していらっしゃる制作者さんのブログを読み、ひとつの歌にいろいろな思いを抱きいろいろな考えが生まれました。

「何者でもない僕らの輪郭を縁どる蛍光ピンクの熱さ」

何者でもない僕ら、ただの一人の普通の少年が舞台の上にいる時間は自分のファンにとっては世界で一番輝いているアイドルになる。
この歌が、それが不思議なことだということに気づいてしまった一人のJr.が舞台の上で呟いた一言だと考えるととても胸が苦しくなります。

ファンは想いを団扇にのせている気がしています。というか、私はそうです。担当を前にすると叫ぶことも反応することもできなくなってしまうので、団扇にあなたが大好きだよ誰より一番だよ、という想いをのせているつもりです。(あいたたたたたぁ)
蛍光ピンクは団扇だと制作者様は言いました。団扇は、つまりはファンの想いだと私は捉えました。
その団扇を、このJr.は「熱い」と感じたのです。熱いと感じるということは彼自身はその団扇よりも温まってないのです。彼自身の熱量よりもファンの熱量の方が勝ってしまっている。そんな部分がとってもとっても切なく感じました。彼自身よりも ファンの方が必死になってしまっている、そんなシーンなのかなと思いました。

私の今の担当さんはJr.なのですが、応援する際に度々考えることは「彼は何に向かって進んでいるんだろう」ということです。Jr.にはいろんな目的でその活動をしている子がいると思っています。日本一のアイドルになろうとデビューを目指しその先を目指す人、自分のスキルを高める為にその活動を経験にしようとする人、限られた時間のなかでどこまでできるのか試したい人。
私が彼に目指してほしいと思っている姿と、彼がなりたいと強く願う姿は同じだろうかということを度々確認したくなります。
ファンが自分の意思をもって一人のジャニーズJr.を応援する、という行為は時にその方向が違ってしまえばそのJr.にとって足枷にしかなり得ない、とそう思っています。
もしかしたらこの歌のJr.は「俺なんかただの何でもない一人の普通の少年なのに、なんでこんなとこにいるのだろう」と思っているのではないかなと考えました。「何者でもない、そんなただの少年の俺をこの人はこんなに必死に応援して、滑稽だ」と思って呟いた言葉なのでは、と思っています。
確かに滑稽ではあるけれど、私のようなあいたたたぁなオタクは滑稽だと笑われたファンと自分を重ね合わせてしまい、切なくどこか苦しい気持ちになる歌でした。

ここからは歌とはあまり関係ないのかもしれませんが、
ジャニーズJr.とそのファンは熱し熱される関係だと思っています。
ジャニーズJr.である彼らを縁取るものがファンの想いだとするならば、
もし中身よりも縁の方が熱くなってしまえば、それは彼らを火傷させてしまったり逃げ出せなくさせてしまう足枷になってしまうかもしれない。
もし中身の方が縁よりも熱くなってしまえばその熱は行き場をなくして発散してしまうし覚めてしまうかもしれない。
でも、中身と縁が同じ熱さになったとき、その二つは溶け合って、彼はようやく一回り大きくなっていくのかな、なんて思いました。
だからこそタッキーは「スノーマンも頑張るから、ファンのみんなも頑張って」と言うのかもしれないな、なんて思いました。
ジャニーズJr.とそのファンの関係性ってそれだけ深いんじゃないのかな、なんて夢を抱いている私がいます。(笑)
実際は多分、私たちが思っているより数十倍、彼らの思いは熱いし強いし美しい。そんなことも最近感じています。(笑)

でも、この歌を読んでここまで考えたとき、私はPLAYZONEで踊る美勇人くんから溢れるエネルギーを火傷しそうなぐらい熱く感じたことを思い出しました。
ああ、もっともっと上へ、もっともっと輝きたいって彼の体は叫んでいた気がしています。
もっともっと、彼の熱量に負けないように私も熱をいれていかなきゃね!なんて思ってしまいました。
はい、あいたたたたたたぁ。(笑)


とっても心に残る短歌でした!たのしかった!

追記

ここまて考えて、きっと私の考えも偏ってるし拗らせてるし、しつこすぎるので制作者さんの意図とは違ってきてるのだろうなーそれ以上のものもしくはそれとは外れたものを考えてしまっているのだろうなーとぼんやり考えています。

短歌って奥が深いなぁと想いながら、
もしかしたらジャニーズというものは短歌に近いのかもしれないなと思いました。
31音という限られた字数の中に潜む情報を推測して込められた思いを読みとる、そんな短歌はとても魅力的ですし
ステージ上や画面誌面の中という限られた場面しか見えない彼らの思いや考えを想像してきっとこうであろうという彼の像を創造する、そんなジャニーズ…というよりもアイドル、という文化はもしかしたら短歌とどこか似ていて、日本的なのかもしれないですね。
アイドルは日本の文化ですし。

そしてここまで考えて反省したのが私はきっと考えすぎるが故に自分勝手な彼らの像を創造して、そして勝手に拗らせているのだろうなぁと思ったことですwww
見ているものそれが全て、だというのは私には到底むずかしいようです(苦笑)
安定のあいたたたたたぁです(笑)